こんにちわ、Saidaiです。
皆さんは早期リタイアを目指す目的はなんでしょうか?
私が、早期リタイアを目指すようになったきっかけは「潰瘍性大腸炎」になったこと。
聞きなれないかもしれませんが、日本で一番多い難病です。安部元首相と同じ病気。
原因がはっきりとしない病気ですが、ストレスが最大の要因とされています。
一つ誤解をしないで頂きたいのは、この潰瘍性大腸炎は適切な治療を行えば命に関わる病気ではないことです。
難病と言われて驚いたり絶望したりして早まった行動はしないようにしましょう。
道はあります。
目次
1,潰瘍性大腸炎とは
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症疾患です。何らかの原因で免疫に異常をきたし、自分を攻撃している状態らしい。
※びらん:皮膚や粘膜の表皮が欠損し、下部組織が露出した状態の事。
※潰瘍:びらんの状態よりさらに下層の組織に至った状態。
2,潰瘍性大腸炎の症状
血便、腹痛、発熱、貧血、様々な合併症が発現する場合がある。
難病と聞くと命に関わる病気と思いがちではありますが、適切な治療を行えば命に関わることは稀な病気です。
ただ、症状がひどい場合は通常の仕事は非常に困難です・・・。
3,私が発症した時の状況
5年ほど前ですが、私はまず、腹痛と血便で異常を感じました。
便器が真っ赤になるほどの血だったので焦りましたが、当時は仕事が忙しく、年末年始働き通し、中国と日本を往復している状況でした。
座っていることも多かったので痔にでもなったのだろうと言い聞かせて仕事をなんとかこなしていました。
半年ほどたった夏真っ盛り、台湾での仕事中に全身蕁麻疹が出て体が血だらけになりました。
何とか仕事をこなして、日本に帰って皮膚科へ(皮膚に問題があると思うよね・・・。)
みなさんも、まず、血便がでたら必ず病院へ行くようにしてくださいね。
症状は良くならず、倦怠感や血便が再発。ちょうど会社の健康診断の時期、便潜血検査で引っかかり病院へ。
便潜血の検査が健康診断であれば良いですが、ない方はぜひ検査をしてください。潰瘍性大腸炎だけでなく癌についても早期発見が可能です。
病院へ行く時間が取れない場合はキットを通販で購入でき、郵送で送って結果をメールでもらう事もできます。
3)大腸カメラ前
大腸カメラを行う事になり、日程を決める。
大腸カメラを行う場合、1週間前から食事制限となります。
また、3日前くらいから専用食(病院でくれると思います)と前日下剤(これも支給されました)を飲みました。
水に溶かすタイプのやつで紙コップ一杯分のみます。結構量が多かったです。
いよいよ本番当日、朝9時ころ病院へ行くと同じような境遇の仲間が10名ほどすでにスタンバイしていました。
すぐにカメラを行うわけではなく、腸内をさらにきれいにするために、腸管洗浄剤なるポカリスエットを激マズにしたような液体2Lを時間を空けながら飲み続けます・・・。
もう拷問ですよコレ?
10分かけてコップ一杯を少しずつのみ、必ずトイレへ行く。
トイレへ行ったら看護師さんに状態を確認してもらいます。これが始めは恥ずかしいです(*_*;
きれいになれば変な液体を飲み続けなくてもカメラに進めるのですが、クリアできないと・・・容赦なく追加です(笑)
4)大腸カメラ本番
何とか追加は免れて次に進んだ私。
紙製の服に着替えをさせられ、痛み止めの注射を肩らへんに打たれました。
紙製の服はお尻丸出しです(〃▽〃)ポッ
局部麻酔なのか意識はある状態でした。
最近2回目受けたときは全身麻酔でやってくれたんですが、最初は何故か部分麻酔?
実は選べたのかもしれません。
カメラ室に運ばれて寝台に乗せられます。
モニタやら何かわからない管やら色々ありました。
あれ?俺もしかして改造されるん?と思ったりしました(笑)
カメラを入れるために体を横に向けられ肛門にカメラを入れられますが、そこはあまり痛みはなかったです。
※念のため言っときますが、初めてですからね?
カメラを入れてその後は腸の中をぐりぐり通していくので、曲がり角がめっちゃ痛い!!
何とか我慢しているとなんとなくざわめきがあり、〇〇先生呼んで!ここでなんかやばそう?って不安になるが、身動き取れずにされるがままでした^^;
5)先生登場
今までぐりぐりしてた人だれなん?先生じゃないん?
って思ってる間に先生登場で、でさらにぐりぐりやられた後、モニターが見える位置に移動されて、モニターを見せられる私。
画面真っ赤!どこのスプラッター映画ですねん、まじやばくね?って感じ。
これ見えますか?血もでてますね?
私「ぐりぐりするからじゃないんかい!」と内心思いながら、一番恐れている事を聞きました。
・・・癌ですか?
おそらく癌ではないと思うけど、細胞とって確認しましょう♪
癌じゃないのかほっとした・・・
ん?なんかしれっと怖いことを言われた気がしたけど・・・。
さらにぐりぐりされて細胞を取ったらしく、結果発表で潰瘍性大腸炎と診断され、無事?
1週間の入院となりました。
4,現在の状況
現在は症状は落ち着いています。
当初はアサコールと言う薬を飲んでいましたが、肝機能障害でまた入院しました・・・(〃▽〃)ポッ
最近はリアルダと言う薬に変わり、肝機能も下がって来て安定しています。
脂肪肝の疑いがある人とかは事前にお医者さんに言っといたほうが良いかもしれません。
5,早期リタイアをめざす。
私の場合、仕事のストレスが限界を超えたのだと思いました。
また、潰瘍性大腸炎になった後、癌になる確率10年で1.6%、20年で8.3%と言われているようですが、判断は難しいようです。
ただ、自分は長く生きられないかも?とこの時考え始めました。
働けなくなる可能性もありますし、その場合どうしようと。
結果、仕事のストレスを早くになくすにはどうしたらいいか考え早期リタイアを目指すこととしました。
難病発覚時、会社にも相談して、ストレスが掛からないように配慮すると言われましたが、現在は無かったようにされているのが現状ですからね・・・。
記事を最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
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