早期リタイア後にお金に働いてもらうための4%ルールを理解する!早期リタイアのすゝめ

4っつのロウソクが灯っている。

皆さんは、4%ルールについて詳しく知っているでしょうか?

早期リタイアを目指す(Fire)するためにはお金に働いてもらう必要があります。

漠然と老後2000万必要とか、Fireするなら1億必要とか考えていませんか?

今回は、もう少し具体的に試算してみようと思います。

早期リタイア、FIREすると言う事は、死ぬまでに使うお金を貯めこんで逃げ切ることではありません。

資産を上手に運用しながら、経済的に自由になることを指します。

生活のために働くことからの解放ですね。

1,4%ルール?

4%ルールとは、総資産から得られる年率4%の運用益で年間生活費をまかなう事を言います。

これは米国のトリニティ大学が発表した研究内容です。

株などの金融資産の運用で増やしていけば、毎年4%の資産を取り崩しても30年以上資産が尽きることがないと言う研究結果です。

研究

2,具体的な数字?

早期リタイアするためには1億円必要と書かれていたり、5,000万で良いと書かれていたり、調べると色々出てきますよね?

これはそれぞれの生活水準(周囲の物価だったり、環境だったり)が関係しています。

例えば、一月20万で生活できるとすると、年間240万円必要ですが、10万円で生活できるなら120万ですね。

240万円必要であれば、4%ルールでリタイアするには投資元本が6,000万必要で120万で良いなら3,000万で良い結果となります。

3,思ったより何とかなりそう?

喜ぶ女性

確かに、思ったより少ない資産で早期リタイアは可能に見えます。

ただし、ここには色々考えるべき項目があります。

1)元手どうやって作るの?

日本の給与は毎年右肩下がりです。

銀行の金利も0.001%で増える見込みはありません。

年間の手取り400万だし全然無理だと思う人もいるかもしれません。

ですが、支出を月10万までに抑えて、280万円を投資に回し、3%で運用し続ければ13年で4,373万円となります。

収入がもう少し高ければ10年以内で元手ができると思います。

要するに、早期リタイアする過程においてもお金に働いてもらう事です。

老後2,000万でも足りないと思う思考は、

お金に働いてもらう

視点が抜けているからだと思います。

2)毎年運用益4%も出せるの?

最適な金融商品を選べば可能だと思います。

米国株などのETFや投資信託への積み立て、金や債権の組み合わせなど、勉強は必要と思いますが、年3~7%の運用益は可能です。。

インデックス投資をするなら、決めた投信に積み立て設定をするだけです。

もちろん、できるだけ多く入れたほうがそれだけ複利効果も大きくなりますが、若い方なら1万円、1,000円からだってかまいません。

早期リタイアへの道はここに気が付くのが早ければ早いほど達成が楽になると思います。

投資信託については下記記事もどうぞ!

3)物価の上昇や税金はどうなる?

生活水準については、余裕を見て一段下げておくほうがよいでしょう。

株式なら運用益にも20%の税金が掛かる事も考慮しておく必要があります。

もちろん、不測の事態が起きる可能性がありますので、できれば想定の10%余裕をもって生活できる金額で考えておきたいところです。

4)社会保障の費用は?

20万あれば暮らせる、10万でももしかしたらと思ったかもしれません。

しかし、サラリーマンは年金や社会保険など、給与天引きであまり意識しないですがきっちり引かれています。

しかも、会社が半分出してくれているので、早期リタイアした場合は、全額を自分で払う事になります。

そのため、その費用を込みで考えなければなりません。

4,まとめ

私も勉強中のみではありますが、4%ルールについての理解や注意点が少しでも伝わったでしょうか?

自分の生活水準によりますが、4%ルールにおけるFireは何も特別な人だけが達成できる物ではないと思います。

ちょっとした目標とそれに対する努力をすれば誰でも達成できると考えます。

皆さんも一緒にFire目指しませんか?

早期リタイアを目指すなら、資金を守ることも覚える必要があります。

下記記事もきっと参考になると思います。

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